Happy new year !

遅ればせながら、あけましておめでとうございます。本年もどうぞよろしくお願いいたします。2013年に作って以来、長らく放置していた(すすすすみません)ブログを大幅リニューアルしました。

これからは新作をいち早くご紹介したり、定番アイテムを色別、テーマ別に再編集してお見せしたり、お客様に楽しんでいただけるように工夫をしていきたいと思います。また、ときどきは、わたくしの日常などもぽつぽつと綴っていく予定です。

というのもですね、去年の1月に独立をして、一年間アクセサリーをこつこつ作っては写真を撮ってWebページにアップし、お客様にせっせと発送し……という生活を続けて来てわかったことがあるのです。

日本にはあらゆるものがあふれていて、もはや望めば手に入らないものなんてないんじゃないか、というくらい豊かです。それなのに、既製品ではない、ましてや有名ブランドでもない、無名の個人である私のアクセサリーを買ってくださる方がいるということ。お客様によってはリピートして買ってくださる方もいます。ほんとうにありがたいことだと思います。

もしかしたら、何を買うか、というのも大事だけど、どこで買うか、「誰」から買うか、ということをもっと大事にしてもいいのかもしれない、とはたと思ったんです。

どんな人が、どんな風に暮らして、どう考えながら作品を生み出しているか……。私が買い手だったら、そんなところが知りたい。そういう売り手の根っこの部分が、垣間見える場所があってもいいのかも、と思ったのがブログを始めたきっかけです。

ポール・オースターの小説にこんな一節があります。

「ボリス・ステパノヴィッチから一個の古い花瓶を買うとき、人は単に花瓶を買っているのではありませんでした。花瓶とともに、その花瓶が生きていた世界をまるごと買っていたのです」(『最後の物たちの国で』白水Uブックスより)

何かを作ろうとするとき、いつも頭に浮かんでくる言葉です。こんなふうでありたい、と思いながら作品をつくっています。